ひらののトピックス/2008年2月
男性のための介護術(中級編) 実践!介護食〜いつもの食事が介護食に変身!〜
今年から本誌レシピコーナー「へるしぃ〜レシピ大作戦!」担当の「平野区食生活改善推進員協議会」さん。
去る2月2日(土)クレオ大阪南(喜連西)にて開講されている連続講座「男性のための介護術(中級編)」の中で介護食の講習会を開催する事に。



“介護する者、される者が共倒れにならない実践的なケア術を伝える”がコンセプトのこの講座。
この日参加した男性は30代〜70代の22名、指導に当たるヘルスメイト(食改善推進員)の方々は8名の計30名。
参加者は白ごはん、お粥からその他7品もの普通食と介護食の調理に挑戦!
この日初めて調理を経験される方もおられ、正直、危なっかしい包丁さばきの方も見受けられ…(笑)
しかし、中にはプロ顔負けの手際の良さを見せるオッチャン(失礼!)もいらっしゃいました。
4〜5名で一つのグループとなり、グループ毎に同じメニューを作るのですが、出来上がり後の見た目がこれまたバラバラ!
本当に美味そうなものから、まぁそれなりのもの(笑)までバラエティーに富んでおりました。
味付けは介護食ゆえ、確かに薄味でありましたが、しかし!ヘルスメイトさんの指導の下、返って素材本来の味が引き出されて充分に美味しかった〜♪

少子化・高齢化へのスピードが増す中で介護にまつわるBADニュースをしばしば目にする(耳にする)事も増えてきた昨今。
決して「他人事なんかではないっ!」と感じていたところ、また「男性のための〜」という言葉にもひかれて思わず講習会への飛び込み潜入を敢行したワケで…。
淀川区在住の30代会社員の方へ参加の理由を尋ねると「以前、母親が倒れた時にどう介護したら良いものか困って…今はもう元気ですが、将来に備えておきたいと思いまして」と話してくれました。
なるほど…今回、参加された方々の動機は概ね「親の為に、妻の為に…」という“思いやり”からなんですよね。
「介護食、チョットの工夫でこの美味さ」なんて事を考えながら、この“思いやり”こそが「チョットの工夫」にも繋がるんだろうな、なんて…。
誰しもが避けて通る事のできない介護問題をより身近に感じられた一時でありました。
(実家で祖母の介護をするオカンに電話でもしてみっか…)


平野区食生活改善推進員協議会(事務局)
TEL.4302-9824
背戸口3-8-19
保健福祉センター支援運営担当

“男子、厨房に入らずんば介護食を得ず”…そんな感じ(笑)

ほんのチョットだけ、チョットだけ焼過ぎただけなんだから!

完成!こんな感じに仕上がりました。美味しそうでしょ?

参加者全員で試食タイム♪

お粥にも色々種類があるなんて知りませんでした…。
ex.全粥・7分粥・5分粥・3分粥・1分粥・重湯、因みに写真は7分粥であります。

普通食となる「サーモンステーキの大根おろし添え」

介護食(嚥下食)となる「生鮭のみぞれ煮」

「しめじの友禅和え」普通食ver.

「しめじの友禅和え」介護食ver.
材料、作り方は普通食ver.と何ら変わりません。少し軟らかめに仕上げるのと食べやすく細かくする事で充分に普通食が介護食へ変身!

平野区食生活改善推進員協議会々長 片岡正代さん。
参加者のお一人が「後片付けは面倒くさくて嫌ですわ〜」と言ったところ、片岡会長が返したお言葉に思わず納得!
「後片付け…ではなく“次に調理をする時の準備”なんですよ」

後片付け…ではなく“次の準備”もキチンとねっ!

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